
子育てするなら今、廿日市市が熱い?!住まい選びのヒントも紹介!
「子育てしやすい環境が整った地域に住みたい」「これから子育てが忙しくなる」──そんな思いを抱える方が近年、廿日市市に大注目しています!
実はこの街、10年連続で転入者が転出者を上回り、その人気は年々高まる一方です。
なぜ、廿日市市への移住がこれほどまでに支持されているのでしょうか?
本記事では、子育て世帯を惹きつける廿日市市の魅力と、家族全員が安心して暮らせる理由を分かりやすく解説します。
廿日市市が10年連続で転入超過となっているその背景
廿日市市は、令和六年度(2024年)まで10年連続で転入超過を達成しています。
総務省統計局によれば、令和六年度の転入超過数は126人で、広島県内では第2位、中四国地方でも第5位という安定した傾向です 。
この長期にわたる転入超過の背景には、アクセスの良さと費用面でのバランスの良さがあります。広島市にほど近い立地ながら地価・家賃が比較的抑えられており、広島市だけにならず、大竹市・山口県岩国市への通勤・通学の利便性を求める子育てファミリーからの支持を得やすいと考えられます。
また、令和六年二月十四日には、松本市長が「こどもが主役のまち はつかいち宣言」を行い、自治体として子ども・子育て世代を見守り応援する姿勢を明確に打ち出しています。地域全体で安心して子どもを育てられる環境づくりを進める強いメッセージとして、住みよさを実感させています 。
以下に、転入超過の推移を表形式でまとめました。
| 年度 | 転入超過数 |
|---|---|
| 2015(平成27)年 | 167人 |
| 2023(令和5)年 | 505人 |
| 2024(令和6)年 | 126人 |
これらの数字は、長年にわたって廿日市市が、安心できる子育て環境と生活の地盤を維持してきた証といえます。
具体的な子育て支援制度が充実している理由
廿日市市では、子育て世代の安心につながるさまざまな支援制度が整っています。
まず、未就学児の医療費助成制度において、入院・通院ともに自己負担金なしという手厚さが魅力です。
所得制限も設けられておらず、誰でも対象となります。この制度は、申請が必要ですが、負担の重さを感じずに医療を受けられる点で、子育て世帯に大きな安心を提供しています。
さらに、令和6年9月からは、対象年齢が拡大され、高校3年生(18歳に達する年の3月31日まで)までの通院・入院に助成が適用されるようになりました。通院・入院ともに一部負担ありの対象者もありますが、1日あたり最大500円という上限設定で、家計への配慮がなされています。
また、病児保育利用料の無償化も実現しています。令和7年4月から、市内在住の小学生までを対象に、年間登録料および利用料の上限分を廿日市市が助成する形で、実質的に料金負担がなくなりました。預け先が急を要する場合も、保護者の経済的・時間的負担が軽減されます。
さらに、子育て家庭への配慮として、多子世帯への保育料軽減も進められています。令和7年4月から、認可保育所などを利用する第3子以降の保育料が無料になる制度が導入され、兄弟の有無にかかわらず公平に負担が軽減される仕組みとなっています。
以下は、これらの制度を簡潔に見やすく表形式で整理したものです。
| 支援制度 | 内容 | 対象/期間 |
|---|---|---|
| 未就学児 医療費助成 | 入院・通院とも自己負担なし/所得制限なし | 未就学児 |
| こども医療費助成(高校生まで) | 通院・入院とも一部(1日500円)負担あり | 0歳~高校3年生(18歳まで) |
| 病児保育 無償化 | 登録料・利用料助成により実質無料 | 市内在住 小学生まで(令和7年4月~) |
| 多子軽減制度 | 第3子以降の保育料が無料 | 認可保育所等利用世帯(令和7年4月~) |
これらの制度により、廿日市市は子育てに関する不安を軽減し、安心して子どもを育てられる環境を整えています。
住まいと生活環境としての魅力
まず交通アクセスについてご紹介します。
廿日市市はJR山陽本線と広島電鉄宮島線が通っており、廿日市駅から広島駅まではJRで約20分と、通勤・通学に便利です。同時に広島市中心部へのアクセスも良好で、都市機能を日常生活圏に取り込めます。
また、海や山、温泉などが市内各地に点在しており、季節ごとに自然の魅力を楽しめるのも特徴です。
春にはお花見、夏には海水浴、秋には果物狩り、冬には温泉やウインタースポーツなど、変化に富んだライフスタイルが可能です。こうした自然と都市が調和した暮らしが、ファミリー層にとって「ちょうどいい」と感じられる理由です。広島市・大竹市・岩国市へのアクセスと豊かな自然環境は、廿日市市の大きな魅力です。
さらに定住促進の観点から、居住支援制度が整備されています。市外から佐伯地域や吉和地域へ子育て世帯が住宅を新築または購入する際、市が購入費の一部を補助する「佐伯地域及び吉和地域定住促進補助金」があります。また、空き家バンクに登録された物件を活用する場合、手続き費用、家財整理、改修やDIYにかかる費用の一部を助成する「空き家活用支援補助金」も設けられています。これにより、子育て世帯が住まいを持つ際の経済的な負担を軽減できます。
下表に、こうした住まい支援制度を簡潔にまとめました。
| 制度名 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 佐伯・吉和地域定住促進補助金 | 子育て世帯が住宅を新築・購入する場合 | 購入費の一部を補助 |
| 空き家活用支援補助金 | 空き家バンク登録物件を活用する個人 | 手続き費用・家財整理・改修・DIY費用の一部を補助 |
| 空き家バンク制度 | 移住・定住希望者 | 市を通じた空き家の情報提供・マッチング |
このように、廿日市市は交通・自然環境の豊かさに加え、住まいを必要とするファミリー層を支える制度も充実しています。生活利便と子育て支援の両立を叶える、魅力的なまちといえるでしょう。
ファミリー世帯にとって「ちょうどいい」廿日市市の魅力総まとめ
廿日市市は、子育て世代が求める安心と経済的な住まいを両立できる、理想的な街です。
まず、転入超過の傾向からも明らかなように、特に0〜4歳と25〜39歳の世代が多く移り住んでおり、まさに子育てファミリーに選ばれています。さらに、広島市に近接しながら地価が比較的抑えられており、マイホームを持ちやすい環境が整っています。
また、利便性と自然環境のバランスが非常に優れています。公共交通ではJR山陽本線や広電宮島線、高速道路のインターチェンジが整備されており、通勤通学に便利なだけでなく、宮島などの自然や観光スポットにも気軽にアクセスできます。こうしたアクセスの良さが、暮らしやすさと子育て環境の魅力を高めています。
廿日市市は、医療費助成や病児保育の無料化、産前産後支援、オムツ配布などの多様な子育て支援施策も充実しており、子育て家庭へのきめ細かな配慮が特徴です。さらに、子育て支援センターが市内に4か所あり、遊び場や相談機能、サークル育成支援などの場を提供しています。オンライン相談にも対応しており、子育て家庭の負担を軽減しています。
下の表は、「利便性」「自然環境」「子育て支援」の三つの視点で整理した、廿日市市のファミリー向け魅力です。
| 視点 | 具体的な魅力 |
|---|---|
| 利便性 | 交通網が充実し、広島市への通勤通学や生活動線がしやすい |
| 自然環境 | 宮島や里山・瀬戸内海など自然に囲まれた安心感のある風景 |
| 子育て支援 | 医療費助成、保育・相談機能、オムツ支援など制度が充実 |
廿日市市で住まいをお考えのファミリー世帯にとって、安心して長く暮らせる選択肢であることは間違いありません。
自然と便利さが調和した環境、手厚い支援体制、そしてアクセスの良さ。この三拍子がそろった廿日市市は、「ちょうどいい」まちとして、これからの住まい先に最適です。
まとめ
廿日市市は、子育て世帯に寄り添った支援体制や生活環境の充実を背景に、10年連続で転入超過を続けています。
手厚い医療費助成や保育料補助、高校生までカバーする各種支援制度はもちろん、自然と都市機能が調和した住みやすさが、多くのファミリー世帯に選ばれる理由です。
利便性と安心が両立できる環境が整っているため、これから住まいを検討しているご家庭にも、廿日市市は最適な選択肢となるでしょう。
弊社も、広島県内でも人気エリアの一つである、廿日市市の独自の施策に注目していきながら、物件のご紹介をしていきたいと考えています。物件のご相談、いつでもご連絡下さい。