【保存版】家を買うときにかかる税金まとめ!知らないと損する減税制度も紹介
家やマンションを買うときって、いったい何にどれだけお金がかかるの?
実は、購入代金のほかに“税金だけで数十万円以上”かかることも。この記事では、家を買うときにかかる税金の種類と、お得に買うための減税制度をわかりやすく解説します!
不動産購入時にかかる主な「税金」はこの5つ!
税金の種類 | タイミング | 支払先 |
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消費税 | 建物を業者から購入時 | 不動産会社など |
印紙税 | 売買契約書・ローン契約書を結ぶとき | 国 |
登録免許税 | 登記のとき | 法務局 |
不動産取得税 | 購入後、数ヶ月して通知が届く | 都道府県 |
固定資産税・都市計画税 | 毎年の維持費 | 市区町村 |
1. 消費税(建物にのみかかる)
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土地には消費税はかかりません。
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建売住宅や建築会社から建物を購入する場合、消費税(10%)がかかります。
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個人から中古住宅を購入する場合は非課税です。
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仲介手数料にも消費税がかかります。
2. 印紙税(契約書に必要)
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売買契約書や住宅ローン契約書に貼る「収入印紙」のこと。
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金額は契約内容によりますが、1~2万円程度が目安です。
3. 登録免許税(登記にかかる)
不動産を購入したときやローンを組んだときに必要な登記にかかる税金です。
主な登記と税率は以下の通り:
登記の種類 | 通常の税率 | 軽減税率 | 軽減の条件例 |
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所有権保存登記 | 0.4% | 0.15% | 新築住宅で登記が取得後1年以内など |
所有権移転登記 | 2.0% | 0.3% | 中古住宅で築20〜25年以内など |
抵当権設定登記 | 0.4% | 0.1% | 対象住宅の住宅ローン利用時 |
4. 不動産取得税(購入後に通知が届く)
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土地や建物を取得したときに一度だけかかる税金。
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原則:固定資産税評価額 × 4%
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ただし、一定条件を満たせば大幅に軽減されます。
▼軽減される主な条件
建物の場合:
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床面積50㎡以上240㎡以下(マンションなど賃貸住宅は40㎡以上)
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1982年以降に新築、または耐震基準を満たしていること
土地の場合:
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建物の軽減要件を満たしている
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土地取得後1年以内に住宅を取得している など
5. 固定資産税・都市計画税(購入後に毎年かかる)
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不動産を所有している限り、毎年支払う地方税。
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固定資産税評価額を元に市区町村が計算します。
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住宅用地の特例などで軽減されることもあります。
軽減措置を受けるには「確定申告」が必要!
住宅購入に関する軽減制度は、自動で適用されるわけではありません。
以下のような場合は、会社員でも確定申告が必要です。
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登録免許税や不動産取得税の軽減
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住宅ローン控除の適用(初年度)
▼確定申告の期間
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毎年2月16日~3月15日
✅ まとめ|税金込みの予算設計が大切!
家の購入には、本体価格以外にも多くの税金がかかります。
しかし、制度を活用すれば大きく節税できるチャンスもあります。
✔︎ ポイントおさらい
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不動産にかかる税金は5種類
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登記や取得後に通知が来る税金もある
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多くの減税は「1年以内」「確定申告」がカギ
将来の安心のためにも、「いくらかかるか」と「どうすれば安くなるか」は事前にチェックしておきましょう!